ロシアによる2016年米大統領選への介入とドナルド・トランプ陣営による「司法妨害」(Obstraction of justice=正義を破壊する行為)の有無――。その捜査を指揮したロバート・モラー前特別検察官(74=元連邦捜査局=FBI=長官、司法次官補)が7月24日、初めて議会証言した。証言の大半は報告書の繰り返しだったが、一つ大きな指摘をした。