1987年夏。ボリス・ジョンソン氏は浮かない顔で、オックスフォード大学ベリオール・カレッジのアンソニー・ケニー学長を訪ねた。ケニー氏といえば、傑出した哲学者・古典学者だ。大学生のジョンソン氏は、自分の成績が優等学位のファースト・クラスとセカンド・クラスのボーダーライン上にあり、「バイバ」と呼ばれる口頭試問を課されると聞いて、特別指導を希望したのだ。