『ズレずに生き抜く』というタイトルが示すように、山本一郎さんは世の中のありようを実に的確に捉えている。多くの人がなんとなくそんな感じじゃないかと漠然と感じていたことを、思わず膝を打ちたくなるようなわかりやすい比喩を交えて綴っている。