公害というと、「原因を発生させた企業」と「被害を受けた住民」など、加害者と被害者が対立する構造を思い浮かべやすい。しかし、公害の中にはこの対立の構図が必ずしも単純ないし明確ではないものもあるという。道路公害を入口に、持続可能性が求められる未来へ向けて、私たちが取るべき姿勢を考える。