「毎月記勤労統計」の不適切調査問題が各方面に波紋を広げ始めている。問題に気づいていた職員も「是正の方策を検討することもなく、漫然と以前からのやり方を踏襲」していたというが、政策策定のベースとなる統計がなぜこうも軽んじられてしまったのか。