私が日常的に経済コラムを書かせていただくようになったのは2006年に開高健賞というものをもらって以降のことで、40歳を過ぎてからの生活の変化でした。開高健という人は、ご存知のように釣りからグルメまで幅広い守備範囲の作家でした。