イタリア映画界の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が亡くなった。今年に入ってからも新作への意欲が伝えられていたが、近年は体調がすぐれず、車いす生活を余儀なくされながら、孤独な少年と異母姉との地下室での共同生活を描いた『孤独な天使たち』(2012)が遺作となった。