日本人選手がNBAの舞台でダンクシュートを決める――誰が想像しただろうか。いや、むしろ想像をし続けたからこそ、それが現実のものなのか分からなくなったのかもしれない。今年7月にメンフィス・グリズリーズと契約した渡邉雄太は、いま日本で最も注目されているアスリートのひとりだ。何せ田臥勇太以来2人目の、14年ぶりの日本人NBAプレイヤーである。ただし、当本人、渡邉雄太は満足していない