1999年、経営危機に陥っていた日産に資本提携先の仏・ルノーから送り込まれ、経営改革に大ナタを振るったカルロス・ゴーン。コスト削減を徹底して名を上げた経営者が、会社の金を私的に流用したり報酬額を実際よりも低く記載していたという。”カリスマ”転落の裏に何があったのか。