現代の世界にとってサウジアラビアという国がどれほど新しい存在であるかは、つい忘れがちだ。この王国を1932年に築いたイブン・サウドは当初、自分の領土の財産すべてを1頭のラクダの鞍袋(くらぶくろ)に入れて持ち歩いていたと言われている。