日本人の「海外不動産投資ブーム」を牽引したのが東南アジアのマレーシアだ。とりわけ人気だったのが、第2の都市、マレー半島最南端のジョホールバルだった。しかし、供給過剰で空き家だらけ、商業施設も入らず、住めないコンドミニアムが大量に出現している。それを買い漁っているのが中国人だ。こちらは日本人と異なり、マレーシアの市民権を取ることが狙い。ところが・・・。