この動画は教養動画メディア10MTVオピニオンで収録した講義映像:「日本美術論~境界の不在、枠の存在(1)具象と抽象の共存」からお送りしています。東京大学大学院人文社会系研究科教授の佐藤康宏氏が、日本美術の特質について、美術史の知識を補足しながら解説する。ヨーロッパや中国では、具象的なものと抽象的なものが区別される傾向にあるが、日本美術にはそうした区別は存在しない。むしろ両者が一つの空間に共存するところに、日本美術の魅力は宿る。次の動画:日本美術論~境界の不在、枠の存在(2)仏像彫刻