食物繊維の摂取による腸内環境の改善を巡っては、長らく課題も指摘されてきた。「大腸の奥の細菌が、最も多く生息する部位まで食物繊維がなかなか届かない」という課題だ。この課題に対する有効打となりうる食材が、いま注目を集め、食品への実用化も進んでいる。「スーパー大麦」と呼ばれる穀類だ。