講演で招かれた著者は、庄内の観光施策にダメを出しまくり、奈落の底へと突き落とす。庄内の観光に携わる面々が、そこから自分たちの力のなさを認めて、教えを請い、手を携えて観光客誘致へと一丸となる様子は、まるで一編の物語を読んでいるかのようだ。