よく巷では「魚を食べると認知症を防げる。うつ病になりにくい」などと言われるが、その根拠はどのようなものだろうか。魚に多く含まれるとされるドコサヘキサエン酸(DHA)をはじめ、脂肪の成分である脂肪酸と、認知機能や精神状態の関係について、国立長寿医療研究センターNILS-LSA活用研究室室長の大塚礼氏に話を聞く。