爽やかなクリーンヒットが、日本の若い物理学者たちから発信されました。4月末に物性研究所とカブリ数物連携宇宙研究機構の若手研究者と大学院生4人の連名でネーチャー誌に発表された論文で、原子分子のミクロの世界を記述する量子力学に従って完全に特定された状態(量子純粋状態)が、巨視的(マクロ)な世界記述とどのように関わり合うか本質的な性質と思われる成果を導き出しました。