学習院は長い歴史を持つ私立学校だ。同校の起源は、1847年、幕末の京都に設けられた公家の教育機関まで遡る。その後、1877年に東京・神田錦町に設立された華族学校が「学習院」の名前を継承した。現在の学習院大学は、法学、経済学、文学、理学、国際社会科学の5学部17学科、法学、政治学、経済学、経営学、人文科学、自然科学の6研究科、専門職大学院(法科大学院)を擁す総合大学で、その全てが、山手線目白駅の目の前にある目白キャンパスに集う。少人数制教育を大切にしており、樹木の緑に囲まれた教育環境も充実している。   現在、大学の中には人文科学系や社会科学系の学部を見直し、実践的な職業教育へと舵を切り始めて