「八甲田山雪中行軍遭難事故」の生存者の証言や当時の資料などを独自に調査して、事故の状況やその背景に迫った。小説『八甲田山死の彷徨』や映画「八甲田山」は完成度があまりに高かったために、あたかもそれが「史実」とされがちだが、真実はもっと悲惨なものだった。