「日本資本主義の父」といわれ、明治から大正にかけて数多くの企業に携わった実業家、渋沢栄一。ただし、彼は発起人やサポートという形で、実際の経営は信頼する人間に委ねたことが多かったようだ。渋沢は、いったいどれだけのネットワークを持っていたのだろうか。國學院大學経済学部の石井里枝准教授に話を聞いた。