伝統的な昆虫食を探してタイやベトナムへ飛び、インド西海岸では激辛カレーに火を吐き、パプアニューギニアではオオコオモリをむさぼる。自然人類学を専門とする著者が、未だ見ぬ食を求めて世界中を旅し、ヒトの進化を軸に食の歴史を振り返る一冊だ。