英国下院の今会期が終了する7月20日は、この国の政界のムードについて深く考える好機だ。最も際立っているのは「怒り」だ。政治家たちは互いに腹を立てている。大衆は政治家に腹を立てている。インターネットは辛辣な言葉で震えている。米国の歴史学者は1812年の米英戦争後の一時期を「好感情の時代」と呼んだ。これにならえば英国の今日の政治は「悪感情の時代」と呼べるかもしれない。