ブレグジット(英国の欧州連合=EU=離脱)の是非を問う国民投票から1年経った今、最も明らかなダメージを受けているのは国内政治だ。しかし、それと同じくらい深刻なのは、世界における英国の立ち位置への打撃だ。英国の地位は1956年のスエズ危機、すなわちエジプトの英国支配をあらためて主張しようとしたアンソニー・イーデン首相の目論見を米国が粉砕したとき以来の低いレベルに落ちている。