ディープラーニング技術によって、画像認識の性能が急速に伸びている。0.1秒後が予測できるようになったり、静止画を与えると次の1秒間の動画を生成する技術ができたり、またロボットがあるものを動かすと、それがどのように動くのかも予測できるようになっている。この技術を支えているのは、いわば機械やロボットの「眼」だ。ディープラーニング技術によって、機械・ロボットの眼が誕生したのだ。そのため、今後、機械やロボットの世界でカンブリア爆発が起こることが予想できる。つまり、農業・建設業・食品加工業といった自動化が難しいとされた分野で自動化の機械・ロボットが次々に生まれているのだ。そして、農業も建設も食品加工も、
ディープラーニング産業論~「眼を持った機械」は日本の技術をグローバルに展開できる
松尾豊(東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授)
2017.7.6(木)
10MTVオピニオン
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