中米のパナマが中国と国交を樹立して台湾と断交したというニュースについて、「蔡英文政権のもとで中台関係が緊張し、中国が台湾の友好国を切り崩していくなかで、今後、断交のドミノ現象が起きていく恐れがある」という分析がなされている。確かに蔡英文政権にとってはショックだろう。しかし、台湾の一般市民の受け止め方は落ち着いており、それほどのショックはないように思える。それにはいくつかの理由がある。
「パナマ断交」中国の真の狙いは何か
減少する台湾の友好国、蔡英文政権への影響は?
2017.6.22(木)
新潮社フォーサイト
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供