本屋の仕事の本質は、この「待つ」に凝縮されているのではないかと辻山さんは言う。本との出合いを求めていつかやって来るかもしれないたくさんのまだ見ぬ客のために、きょうも同じ時間に店を開け、待ち続けるのだと。