フィリピン大統領選は、その過激な発言ぶりから「フィリピンのトランプ」とも呼ばれるロドリゴ・ドゥテルテ・ダバオ市長の圧勝だった。選挙期間中もアピールしていたのが治安対策。1988年就任当時、国内で最も凶悪犯罪の多い都市とされていたダバオを「安全な街」にした手腕への期待は少なくない