殺虫剤の歴史を調べると、必ず出てくるDDT。化学合成された最初の殺虫剤であり、特にマラリア対策においてはきわめて大きな貢献を果たしました。にもかかわらず、今や化学物質の“悪の代名詞”のように扱われています。改めて、DDTの歴史を振り返りながら、薬剤のリスクとベネフィットについて考えてみたいと思います。
史上最悪の農薬は、史上最強の救世主だった
リスクとベネフィットの天秤はどちらに傾くのか
2016.4.27(水)
有坪 民雄
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