要介護状態になると唾液の分泌が減ることで、唾液による自浄作用が得られなくなり、健常な人よりも口の中が汚れやすくなる。また、嚥下障害(飲み込み障害)がある場合は、うがいや歯磨き中の唾液を誤飲すると、かえって気管に口腔内の細菌を流し込むことになる。