ハワイに暮らし、年に10回ほど日本を訪れる“無国籍自由人”、それがコバヤシコンサルティングファーム代表の小林護氏だ。ただ、コンサルティングと言っても、企業を対象にした経営コンサルティングではなく、個人のライフプランニングの支援を行っている。そのプランニングの源泉となっているのは、小林氏が自ら切り開いてきたハワイでの悠々自適なプチリタイア生活に至るまでの道だ。ハワイに暮らしの拠点を設けること、そしてそのための資金を得ることは、思っているほど難しくないと小林氏は語る。  もともと小林氏は、東京生まれの東京育ち。高校を卒業後、自ら貯めた資金を元にアメリカへ渡り、現地の大学に通った。その在学中には米国