日本振興銀行が経営破綻し、政府は1000万円までの元本とその利息を保護する「ペイオフ」を初めて発動した。わずか6年で破綻した振興銀を預金保険が尻拭いする構図からは、ペイオフ制度に内在する根本的な矛盾が見えてくる