空前絶後の汚職疑惑で激震が走っているマレーシア。日本では報道されていないが、その“余震”は、日本を含め他のアジア諸国に止まらず、中東や欧米諸国を巻き込む様相にまで発展している。震源は、ナジブ・ラザク首相と彼の肝いりで2009年に設立されたマレーシア政府100%出資の国有投資会社「1マレーシア・デベロップメント(1MDB)」。