習近平主席の身辺の安全を確保することは今回の人事で概ね実現できたし、軍指導部の“若返り”も進んだ。しかし、「軍権」掌握を急ぐあまり、人民解放軍を「習家軍(習近平の軍隊)」にするようであれば、まともな軍事改革はおぼつかない。