凄いタイミングだった。1月6日、ミシェル・ウェルベック(56歳、フランス人)の新作についての記事が、ドイツの各大手紙に出た。ミシェル・ウェルベックというのは、いわゆる問題作家で、作品が出るたびに物議を醸す。そして、1月7日、この小説の売り出されたその日、パリのシャルリ・エブド紙がイスラムの武装過激派に襲われ、計12人が射殺された。
パリのテロ事件の日に発売された近未来小説の衝撃
イスラム化するフランスを描いたミシェル・ウエルべック氏の新作が呼ぶ波紋
2015.1.21(水)
川口マーン 惠美
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