シンポジウムで、米国人のパネリストには慰安婦問題に関して日本を激しく非難する人もいた。会場の傍聴者からの発言や質問でも日本糾弾は多々あった。だが、ブレア氏の言葉はそれらとはまったく異なる見解を示していた。歴史問題に対する外部からの視点は決して単一ではないという例証だった。