積極的に孫の世話や教育に関わる「イクジイ(爺)」が話題になっている。背景には、「家のために死ぬ」「共助体のために死ぬ」ことが信じられなくなった現在、「自分というものが忘れられたら自らの存在理由がなくなってしまう」との不安が高まっていることもあるのだろう。