安倍晋三首相の8年ぶりの思い入れのある集団的自衛権の解釈変更機運が熟してきたように思える。5月15日の安保法制懇の報告書は、戦後の防衛・安全保障政策を大きく変える可能性を秘めており、長年、この種問題の解決を願ってきた者にとっては、喜ばしいことである