この30年ほどで、加工食品、インスタント食品、ファストフードは米国社会にすっかり浸透し、それにどっぷり漬かってきたのが低所得者層である。「飢え」と「肥満」の両方を同時に抱えるという、“先進国型貧困”の姿がショック療法となり、米国の食に対する意識は大きく変わりつつある。
肥満なのに栄養失調、
米国の低所得者層の病んだ食生活
2014.3.19(水)
石 紀美子
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