ケネディ一族には、悲劇的かついまわしいエピソードが多い。この種の出来事が、いま東京に勤務するキャロライン氏の資質の評価を左右するわけではない。だが、「ケネディ家の一員だから」「ケネディ大統領の娘だから」というだけで全面的に礼賛することもできないのである。