16世紀の室町時代の終わりごろか17世紀の江戸時代の初めに成立したと考えられる料理伝書『庖丁聞書(ほうちょうききがき)』からは、大根などの根菜類をおろす道具として「おろし」がすでに使われていたことが分かる。食生活史研究家の鈴木晋一は、室町時代末期ごろには「わさびおろし」なる器具がすでにあったことを指摘している。
投獄された「寿司にわさび」の発明者
日本人が守るべきわさび(前篇)
2014.1.24(金)
漆原 次郎
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