現在の日本の大腸がん検診は、「便潜血検査」(便に血液が混じっていないかどうかを調べる検査)で行われています。しかし、便潜血検査は「感度」(大腸がんであることを正しく診断する確率)も「特異度」(がんでないことを正しく診断する精度)もそれほど高くない検査なのです。