ナショナリズムへの対抗として、「万国のプロレタリアートよ団結せよ!」と叫ぶ時代は過ぎた。しかし、人が人である限り、抱える問題は同じはずである。ごく普通に生きて老いを迎えた親たちの介護に追われる者同士として、またわが子の健やかな成長を願う者同士として、お互いを思いやることは可能なのではないだろうか。
「親の因果」が東アジアを混迷に、
民間外交に希望を託して、みなさん良いお年を
2013.12.30(月)
佐川 光晴
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