日本では尖閣はじめ南西諸島そして東シナ海が中国海洋戦力の直接的脅威を受けているが、中国が南シナ海をコントロールするようになると、日本経済、そして日本の国民生活は極めて深刻な影響を受けることになる。南シナ海には原油や天然ガスを積んで日本に向かう各種タンカーの航路帯が縦貫しているからである。