「金正恩は、父・金正日(キム・ジョンイル)が後見人に指名した張成沢を排除したことで、いわゆる遺訓政治を終わらせ、ようやく自分自身の独裁政治に乗り出した」との分析もある。しかし、ここで筆者はどうしても、1つの想像をしてしまう。もしかしたら、張成沢の粛清も、父・金正日が息子に遺した遺訓だったのではないか、と。
「叔父」切り捨てで個人独裁を強化した金正恩、
張成沢失脚の謎を徹底検証する
2013.12.9(月)
黒井 文太郎
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