戦後、日本企業復活を志す諸先輩方は、海外視察といえば必ずカメラ持参で外国人相手につたない英語でしつこく質問を繰り返したという。大げさなグローバル化などという以前の、もっと素直な他者に対する好奇心からの行動だったようにも思える。今日、もしそう思えないというのなら、それは深刻な感受性の欠如にほかならない。
なぜ日本の改善が企業競争力の源泉だったのか?
”ウサギ”になってしまった日本~品質立国の幻影(9)
2013.9.24(火)
眞木 和俊
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