5月下旬以降、アベノミクスの真価に対する疑念がジワリと頭をもたげ始めている。アベノミクスの3本の矢について、エコノミストの間では当初から第1の矢の財政政策、第2の矢の金融政策は前座であって、本丸は第3の矢=成長戦略の中味であると見られていた。