世界の市場で、特に大消費地である北米、欧州、そして中国他の新興国で、日本車にまだ「消費の慣性」が残っている間に、次への手を打つ。すなわちドイツをリーダーとする欧州車に肩を並べて世界を牽引する、そういう資質を具有した製品ラインアップと、それを実現する技術要素のリニューアルに動かなければならない。それは焦眉の急である。その重要な一角を占めるのがスモールカーである。