日本の学生フォーミュラの「今」とそこに至る10年余を見渡すと、今年の京都工芸繊維大学チームの総合優勝は、ある意味で一つの曲がり角に来ていること、そしてその変曲点を学生たち自身が乗り越えようとしていることを示す、象徴的な事象なのだと思う。