世界の景気を下支えするための超金融緩和が資源価格の乱高下を招いている。日本はこの事実を明確に認識する必要がある。くれぐれも、トウモロコシ価格の急騰を食糧危機に結びつけて、「自給率を高めるために農業にもっと補助金を出すべきだ」などといった議論に結び付けることのないように。