組立工程のコンベアラインでは約200名の作業者が約1分刻みで作業をし、その結果、約1分間に1台ずつ組立ラインから出て行きます。この車1台1台が完璧な品質でなければなりません。そのためには具体的にコンベアラインをどう運営したらよいのか。これが、1970年前後の数年間で大野耐一氏が取り組んだ課題でした。