台湾の内政部(内政省)が年明けに発表した「2009年の合計特殊出生率1.0」の報は衝撃的だった。合計特殊出生率とは、女性1人が生涯に産む子どもの数の平均値で、史上最低だった08年の1.05よりも一段と低下し、「平均1人以下」が目前に迫っている